ココマス

数学・算数関連を気ままに

2019年度 センター試験 数学I 第4問

(1)
箱ひげ図より, 2013年の開花日の最小値は70から75, 最大値は135から140
よって, 2013年のヒストグラムは3
同様に, 2017年の開花日の最小値は80, 最大値は120から125
よって, 2017年のヒストグラムは4
→ア=3, イ=4

(2)
0:箱ひげ図より, 全国の開花日の範囲はどの年も15日超
1:折れ線グラフより, 北海道地方で一番遅い開花日と南九州地区で一番早い開花日の差は2013年で60日超の可能性がある
2:箱ひげ図と折れ線グラフより, 南九州地区の地点において, 2016・2017年に開花日が第1四分位数超の日がある
3:箱ひげ図と折れ線グラフより, 南九州地区の地点において, 2016・2017年に開花日が中央値超の日がある
4:箱ひげ図と折れ線グラフより, 北海道地区のすべての地点において, 開花日はどの年も第3四分位数以上の日
→ウ=4

(3)
0:散布図より, モンシロチョウの初見日の最小値をとる点は実線を通るので、ツバメの初見日の最小値と同じである
1:散布図より、モンシロチョウの初見日の最大値をとる点は実線より下側にあるので、ツバメの初見日の最大値より大きい
2:箱ひげ図より, モンシロチョウの初見日の中央値はツバメの初見日の中央値より大きい
3:箱ひげ図より, モンシロチョウの初見日の四分位範囲はツバメの初見日の四分位範囲の3倍より小さい
4:箱ひげ図より, モンシロチョウの初見日の四分位範囲はおよそ20日であり、15日を超える
5:箱ひげ図より, ツバメの初見日の四分位範囲はおよそ10日であり、15日以下である
6:散布図より, 実線上の点は4点あるので, モンシロチョウとツバメの初見日が同じ所が少なくとも4地点ある
7:箱ひげ図より, 2本の破線の外側にある点が複数あるので, 同一地点でのモンシロチョウの初見日とツバメの初見日の差が15日超の地点がある

→エ, オ=4, 7

(4)
Xの偏差の平均値は\bar{x}-\bar{x}=0
X'の平均値は\dfrac{\bar{x}-\bar{x}}{s}=0
X'の分散は\left(\dfrac{1}{s}\right)^{2}\cdot s^{2}=1
\therefore X'標準偏差\sqrt{1}=1
→カ=0, キ=0, ク=1

変換の前後で散布図の点の配置は変化しないことと, -1以下や1以上の値もとることから,
変換後の散布図は2
→ケ=2

(5)
 M標準偏差s_{M}
 T標準偏差s_{T}
 MTの共分散をs_{M, T}
 MT相関係数r_{M, T}とおくと,
r_{M, T}=\dfrac{s_{M, T}}{s_{M}\cdot s_{T}}=0.725
→コ=3