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2019年度 センター試験 簿記・会計 第1問

A
簿記において, 取引が行われると, 仕訳帳に仕訳を行い,
これにもとづいて総勘定元帳に転記を行う。
仕訳帳から総勘定元帳への転記が正しく行われているかどうかを確かめるために,
決算時などに試算表を作成する。
損益計算書は企業の経営成績を明らかにする報告書であり,
貸借対照表は企業の財政状態を明らかにする報告書である。

問1
→ア=6, イ=0, ウ=2

問2
(1)
f:店舗を借りる契約をしただけでは簿記上の取引にならない
→エ=5
(2)

a 現金 / 資本金
b 現金 / 借入金
支払利息 /
c 仕入 / 買掛金
d 給与 / 現金
e 現金 / 売上

このうち資産を増加させる取引はa, b, eの3個
費用を発生させる取引はb, c, dの3個
→オ=3, カ=3

問3
(1)

買掛金 / 支払手形

よって【2】と【3】

(2)

貸倒損失 / 売掛金

よって【8】と【1】

(3)

資本金 / 現金

よって【4】と【1】
→キ=3, ク=8, ケ=4

問4
盛岡商店について
負債=資産-資本=700-500=200
費用=収益-当期純利益=800-100=700

台商店について
当期純利益=1,200-1,000=200
期末資本=期末資産-期末負債=600-200=400
期首資本=期末資本-当期純利益-期中資本追加元入れ=400-200-100=100
期首資産=期首負債+期首資本=400+100=500
→コ=2, サ=7, シ=5

B
問1
固定資産は, 企業が営業活動において使用する目的で, 1年を超える長期にわたって保有する資産
→ス=0

問2
固定資産を購入した場合の取得原価は, 買入価額に付随費用を加えた金額
→セ=2

問3
(1)

車両 4,000 / 未払金 4,000

(2)

現金 800 / 備品 1,000
減価償却累計額 180 /
固定資産売却損 20 /

(3)

租税公課 10 / 現金 10

→ソ=3, タ=8, チ=6

問4
備品の減価償却を直接法により仕訳する場合は以下の通り

減価償却 / 備品

→ツ=2

問5
土地は減価償却を行わない
→テ=2

問6
定額法は毎期の減価償却費が一定
定率法は毎期の減価償却費が次第に少なくなっていく
→ト=2, ナ=1

問7
企業会計原則は, いったん採用した会計処理の原則または手続について,
正当な理由がない限り変更してはならない。
これを継続性の原則という。
→ニ=3