2020年度 センター試験 情報関係基礎 第4問
問1
シート1
F2:売上高=販売単価×売上数で複写することを考えれば
D2 * E2
シート2
C2:1日(日)の売上数を求めるには, シート1においてA列が1日の行のE列を足せばよく, D列にも複写することを考えれば
SUMIF(売上表! $A$2~$A$37, $A2, 売上表!E$2~E$37)
C9:合計を求める関数SUMを用いて, D9にも複写することを考えれば
SUM(C2~C8)
C10:平均を求める関数AVGを用いて, D10にも複写することを考えれば
AVG(C2~C8)
E2:売上高比率(%)=該当日の売上高/1週間の売上高合計×100であり, 複写することを考えれば
D2/D$9 * 100
→ア=0, イ=3, ウ=5, エ=3, オ=0, カ=4
問2
シート4
D2:セル範囲を探索して検索値を見つける関数VLOOKUPを用いて, 複写することを考えれば
VLOOKUP(C2, 商品一覧表!A$2~B$12, 2)
図1のグラフより,
どの週も平日に比べ, 土曜日と日曜日は売上高が高く,
1週間の中で最も売上が少ない月曜日を定休日にするのが良いと考えられる
→キ=0, ク=2, ケ=2, コ=1, サ=0
問3
シート5
G2:H列にも複写することを考えると
RANK(E2, E$2~E$12)
I2:複写することを考えると
IF(AND(G2>7, H2>7), "◎", IF(OR(G2>7, H2>7), "○", ""))
図2
A群は, 収益は高いが, 売上数が少ない
B群は, 収益は高くなく, 売上数も少ない
C群は, 収益は高くないが, 売上数が多い
→シ=2, ス=4, セ=5, ソ=1, タ=7, チ=0, ツ=1
2020年度 センター試験 情報関係基礎 第3問
問1
右方向を指定した場合はxが1増えればいいため,
「d_x←1, d_y←0」
図2
(01)はロボットがボード内にいる条件だから
(01)「もし robo_x + d_x > 0 かつ robo_x + d_x ≦ YOKO かつ
robo_y + d_y > 0 かつ robo_y + d_y ≦ TATE ならば」
図3
(02), (03)は sa_x, sa_yをマイナス1倍にする処理であり, sa_x, sa_yは非負数だから
(02)「もし sa_x < 0 ならば sa_x ← sa_x × (-1) を実行する」
(03)「もし sa_y < 0 ならば sa_y ← sa_y × (-1) を実行する」
→ア=1, イ=0, ウ=3, エ=4, オ=5, カ=7
問2
図4
iは罠の番数だから
(01)「 i を 1 から WANASUU まで 1 ずつ増やしながら」
罠にかかったとき, miss の数を増やす必要があるため
(04)「 miss ← miss + 1」
罠に3回かかったときに宝探し失敗のメッセージを表示するため
(07)「もし miss = 3 ならば」
図5
罠を発見したらその罠を表示状態に切り替えるため
(15)「 Wana_hyoji[i] ← 1」
罠探知で残り操作回数が1回減るため
(18)「 nokori ← nokori - 1」
→キ=3, ク=4, ケ=4, コ=9, サ=7
問3
「 zyotai ← 1」は宝探し成功時の状態だから図2の(07)と(08)の間に挿入
「 zyotai ← -1 」は罠に3回かかった状態だから図4の(08)と(09)の間に挿入
図7
nokori = 0 ならば宝探し失敗の状態だから
(03)「 zyotai ← -1 」
nokori = 0 の状態で宝を探し当てたときに宝探し失敗とならないように
(=宝のマスに入ったのに, 「宝探し失敗」になる場合がある)
「 nokori = 0」を「 nokori = 0 かつ zyotai = 0」に修正が必要
→シ=1, ス=4, セ=2, ソ=2, タ=0
2020年度 センター試験 情報関係基礎 第2問
問1
マス4を指定するとそのマス及びその隣接するマス1, 4, 5, 7が黒色となり、
その後さらにマス1を指定するとマス1, 4が白色、マス2が黒色となる
盤面の塗られ方は 通り
初期盤面に対するマス列5, 6, 6の結果は以下の通り
→ → →
初期盤面に対するマス列6, 5, 6の結果も同様になる
→ → →
性質1:順に指定する二つのマスが同じマスである場合,
その結果は指定直前の盤面と同じになる
性質2:順に指定する二つのマスの順序を逆にした場合,
その結果は元の順序で指定した結果と同じになる
上記を使用すると,
「マス列4, 3, 8, 2, 3, 4, 2, 5, 3」
=「マス列2, 2, 3, 3, 3, 4, 4, 5, 8」
=「マス列3, 5, 8」
性質3:任意の盤面に対するマス列の結果は,
そのマス列に奇数回含まれるすべてのマスを
それぞれ1回ずつ含むマス列の結果と同じになる
→ア, イ=5, 7, ウ=1, エオカ=512, キ=2, ク=5, ケ=3, コ=3, サ=3, シ=3
問2
マス列1, 4, 5, 7はマス列Yを時計回りに90度回転させたものだから、
マス6の単一反転マス列
同様に, マス列Yからはマス2, 6, 4, 8それぞれの単一反転マス列が,
マス列Xからはマス1, 3, 7, 9それぞれの単一反転マス列が得られる
目標盤面がマス1とマス5だけが黒色の盤面であれば,
マス1の単一反転マス列がマス列1, 3, 6, 7, 8
マス5の単一反転マス列がマス列2, 4, 5, 6, 8だから,
「マス列1, 3, 6, 7, 8, 2, 4, 5, 6, 8」
=「マス列1, 2, 3, 4, 5, 6, 6, 7, 8, 8」
=「マス列1, 2, 3, 4, 5, 7」の初期盤面に対する結果が目標盤面となる
「マス列2, 1, 1, 1, 2, 3」
=「マス列1, 1, 1, 2, 2, 3」
=「マス列1, 3」
「マス列5, 1, 3, 5」
=「マス列1, 3, 5, 5」
=「マス列1, 3」
仮に, 基本形はそれぞれ異なるが, 初期盤面に対する結果が同じになるような二つのマス列があったならば,
初期盤面から作成できる盤面の数は基本形の個数より少なくなり,
すべての盤面の数と基本形の個数の関係から, 作成することができない盤面が必ず存在することになる
したがって, 二つのマス列の基本形が異なればそれらのマス列の初期盤面に対する結果は異なることがわかる
→ス=6, セ, ソ=4, 8, タ, チ, ツ=3, 7, 9, テ, ト=5, 7, ナ=1, ニ=3, ヌ=0, ネ=2
2020年度 センター試験 情報関係基礎 第1問
問1
a
図1はバーコード
店舗のコンピュータなどに格納された在庫や売上の情報など、
店舗情報を統合的に管理する情報システムは、一般的にPOSシステムという
→ア=1, イ=8, ウ=a, エ=6
b
Z社は新世代電池に関する技術の特許権を持っており、
この技術を独占的に使用することができる
なお、特許権は特許庁に申請して認可されることにより与えられる権利であり、
その権利は一定の期間保護される
→オ=d, カ=7, キ=1, ク=2
c
ハードウェアの仕様欄において、CPUの欄にはクロック周波数が記載される
記憶容量の単位はB(バイト)であり、TBのTはテラと読む接頭辞であり10の12乗を表す
消費電力の単位はW(ワット)である
→サ=2, シ=5, ス=b, セソ=12, タ=6
問2
a
「あい」=「あ+(字間)+い」=「1 000 111」
「11101000101」=「11101 +(字間)+101」=「おう」
→チ=9, ツ=3
b
「あい」=「あ+(字間)+い」=「01 00 10」
「0101000110」=「0101+(字間)+0110」=「うえ」
→テ=3, ト=1
c
→ナ=2, ニ=0, ヌ=5, ネ=9
2020年度 センター試験 簿記・会計 第3問
資料2
10日:
本店
現金 | 68 | 売掛金 | 68 |
11日:
本店
当座預金 | 17 | 支店 | 17 |
支店
本店 | 17 | 売掛金 | 17 |
15日:
本店
旅費 | 7 | 支店 | 17 |
支店
本店 | 7 | 現金 | 7 |
20日:
本店
支店 | 200 | 仕入 | 200 |
支店
仕入 | 200 | 本店 | 200 |
25日:
本店
支払手形 | 61 | 売上 | 61 |
30日:
本店
支店 | 85 | 現金 | 85 |
支店
現金 | 85 | 本店 | 85 |
資料3
(1)
本店
仕入 | 410 | 繰越商品 | 410 |
(金額は残高試算表より)
繰越商品 | 398 | 仕入 | 398 |
(2)
本店
貸倒引当金繰入 | 5 | 貸倒引当金 | 5 |
(売掛金期末残高は418-68=350、
期末貸倒引当金は上記に対し2%より7、
残高試算表より7-2=5の繰入)
(3)
本店
減価償却費 | 18 | 建物減価償却累計額 | 18 |
(期首の償却累計額は、2,000×(1-0.1)/10×2=36
当期の減価償却費は、2,000×(1-0.1)/10=18)
(4)
本店
減価償却費 | 150 | 備品減価償却累計額 | 150 |
(期首の償却累計額は、残高試算表より800×0.25=200、
よって当期の減価償却費は、(800-200)×0.25=150)
(5)
本店
有価証券 | 8 | 有価証券評価益 | 8 |
(残高試算表より金額は202-194=8)
(6)
本店
支払利息 | 12 | 未払利息 | 12 |
(残高試算表より金額は1,200×0.03×4/12=12)
(7)
本店
消耗品 | 4 | 消耗品費 | 4 |
問1
資料1の建物減価償却累計額:
資料3(3)より360
→アイ=36
本店損益計算書:
当期商品仕入高
残高試算表と資料2の20日より
1,844-200=1,644
→ウエオ=644
カは期末商品棚卸高
→カ=2
旅費
残高試算表と資料2の15日より
86+7=93
→キク=93
消耗品費
残高試算表と資料3(7)より
12-4=8
→ケ=8
支払利息
残高試算表と資料3(6)より
28+12=40
→コサ=40
有価証券評価益
資料3(5)より8
→シ=8
本店貸借対照表:
当座預金
残高試算表と資料2の11日より
919+17=936
→スセ=36
貸倒引当金
資料3(2)より7
→ソ=7
備品減価償却累計額
資料3(4)より
200+150=350
→タチツ=350
支払手形
残高試算表と資料2の25日より
130-61=69
→テト=69
問2
本店貸借対照表の支店勘定及び資料2の30日より
1,561-85=1,476
→ネノハ=476
問3
(1)
本店
損益 | 24 | 支店 | 24 |
支店
本店 | 24 | 損益 | 24 |
→ヒ=3
(2)
227-24=203
→フヘホ=203
2020年度 センター試験 簿記・会計 第2問
・資料1
仕訳は以下の通り
7日:
売掛金 | 570 | / | 売上 | 570 |
(三重商店,金額は資料2より)
8日:
売上 | 20 | / | 売掛金 | 20 |
(三重商店,金額は資料5より)
仕入 | 1,450 | / | 前払金 | 500 |
/ | 買掛金 | 950 |
(東京商店)
10日:
買掛金 | 230 | / | 仕入 | 230 |
(東京商店,金額は資料4より)
14日:
現金 | 360 | / | 売上 | 640 |
売掛金 | 280 | / |
(静岡商店,金額は資料5より,現金の金額は貸借差)
21日:
当座預金 | 700 | / | 売上 | 700 |
(三重商店)
25日:
仕入 | 560 | / | 買掛金 | 550 |
/ | 現金 | 10 |
(山梨商店,金額は資料2より,仕入の金額は貸方合計より)
29日:
仕入 | 300 | / | 受取手形 | 300 |
→ア=8, イウ=57, エ=0, オカ=28, キ=4, ク=9
・資料3
仕入帳
10日:資料4より返品個数は2個
31日:資料1より総仕入高は1,450+560+300=2,310
売上帳
31日:資料1より売上値引高は20
よって,純売上高は1,910-20=1,890
→コサシ=231, スセソ=189
・資料4
商品A
7日:残高差より払出金額は560-140=420,
よって単価は420/6=70
8日:資料1より受入金額合計は1,450,うち商品Bの受入金額が920-230=690より,商品Aの受入金額は1,450-690=760
残高は140+760=900
よって単価は900/12=75
商品B
8日:数量は8-2=6
25日:残高より,受入数量は5
よって単価は560/5=112
31日:25日より単価は112
→タチ=70, ツテ=75, ト=6, ナニ=12
・資料5
東京商店
資料2より買掛金前月繰越は4,530-3,760=770
山梨商店の前月繰越が430
よって,東京商店の前月繰越は,
770-430=340
山梨商店
資料1より550
→ヌネ=34, ノハ=55
2020年度 センター試験 簿記・会計 第1問
A
問1
ア 取引の事実を証明するものを証ひょうという
イ 伝票に記入することを起票という
ウ 仕訳集計表を作成し, そこから総勘定元帳の各勘定口座にまとめて転記することを合計転記という
→ア=3, イ=5, ウ=a
問2
(1) | 仕入 | 200 | / | 現金 | 200 |
仕入は費用のため,費用の発生
(2) | 買掛金 | 150 | / | 支払手形 | 150 |
支払手形は負債のため,負債の増加
(3) | 売掛金 | 300 | / | 売上 | 300 |
売掛金は資産のため,資産の増加
→エ=7, オ=2, カ=0
問3
(1) | 現金 | 300 | / | 売掛金 | 300 |
現金受取のため,入金伝票
(2) | 仕入 | 400 | / | 買掛金 | 400 |
買掛金 | 100 | / | 現金 | 100 |
借方は仕入,貸方の出金は100
(3) | 売掛金 | 220 | / | 売上 | 220 |
他店商品券 | 220 | / | 売掛金 | 220 |
借方は他店商品券
→キ=4, ク=3, ケ=1, コ=9
問4
(I) | 千葉商店 | 仕入 | 200 | / | 売掛金 | 200 |
(II) | 前橋商店 | 受取手形 | 200 | / | 売上 | 200 |
(III) | 横浜商店 | 買掛金 | 200 | / | 支払手形 | 200 |
手形の支払人は横浜商店,
受取人は前橋商店,
振出人は千葉商店であり,
支払人は振出人に対する買掛金が支払手形に振り替わり,
受取人は売上の対価として受取手形を受け取り,
振出人は支払人に対する売掛金を受取人に対する仕入に充てている
→サ=3
B
問1
創立費 | 50 | / | 当座預金 | 50 |
→シ=1
問2
資本準備金は資本取引, 株式発行費は損益取引から生じるもの
→ス=2
問3
社債の割引発行の際は,社債勘定の貸方に払込金額で記入する
満期償還は, 償還期日に額面金額で償還する
→セ=3
社債発行のために要した募集費用,金融機関への手数料などが発生した場合には,社債発行費勘定の借方に記入
割引発行した社債の額面金額と払込金額との差額は,償還期までの利息の調整としての性格を持つと考えられる場合,償還期までの各会計期間に配分し,社債利息勘定の借方と社債勘定の貸方に記入されていく
抽せん償還について,償還する社債が決定したときは,社債勘定から未払社債勘定の貸方に額面金額で振り替える
→ソ=3, タ=8, チ=7
問4
利益準備金は,下記のいずれか少ない方を積み立てる
・資本金/4=600/4=150になるまで積み立てる
・配当金/10=30/10=3を積み立てる
よって,3を積み立てなければならない
繰越利益剰余金 | 48 | / | 利益準備金 | 3 |
/ | 未払配当金 | 30 | ||
/ | 新築積立金 | 10 | ||
/ | 別途積立金 | 5 |
収益総額ー費用総額ー法人税等=損益より,
収益総額=費用総額+法人税等+損益
=500+30+60
=590
法人税等 | 30 | / | 仮払法人税等 | 20 |
/ | 未払法人税等 | 10 |
→ツ=3, テ=2, トナニ=590, ヌネ=20